2020年1月21日(火)に、メール配信システムを提供する株式会社ベンチマークジャパン(東京都千代田区)にて、企業のwebマーケティングご担当者さま向けに「広告費をかけないSNSマーケティング実践セミナー」を実施しました。

売上・集客に繋がるアカウント運用の実践的なノウハウはもちろん、新規顧客の獲得から優良顧客の育成まで、アカウント運用を成功に導くヒントをたっぷりとお伝えししていきました。

本記事では、セミナーでお話した内容に加えて、2020年5月現在のコロナ禍でのSNSユーザーの変化などについて情報を補足した3本の最新動画を追加してお送りします。

SNSにおける時代の流れと企業の体制変化

(2020/05/07 追加掲載動画1)
SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは?

SNSの影響は日々大きくなっており、38歳以下の世代ではその半数以上が
「購買時にSNSの影響を受ける」と答えています(市場調査メディア「ホノテ」調べ)。

企業もSNS運用に乗り出してはいますが、「担当者が変わってしまい、アカウントにログインできない」「アカウントのキャラクターと投稿内容の統一感がない(社員が交代で運用しているため)」
など多くの問題を抱えています。社員の誰が担当になっても困らないような体制をしっかり整えていきましょう。

Twitter、Instagram、Youtubeの活用方法

主要なSNSの活用方法について、それぞれ解説していきます。

Twitter活用のポイント

匿名性が高く、アクティブユーザーの年齢層も20~30代と低めのSNSです。また情報の出まわる速度が、ニュースよりも速いことも特徴です。情報発信の目的で運用されることも多いSNSですが、あくまでもコミュニケーションツールであることを意識した運用を心がけましょう。

企業からの一方的な発信にならないよう「発信したいこと」ではなく、「ユーザーに貢献できる情報発信」を。そうすることで、ユーザーからの反応が増えていきます。

・企画やアンケートなどユーザーがアクションを起こしやすい機会をつくる
・採用や求人のツイートも堅苦しくせず、カジュアルにするのが有効
・「リスト」を利用してユーザーとのコミュニケーションを円滑に

Twitterは拡散力のあるSNSなので、短期間で爆発的に話題が広がる「ハズる」と呼ばれる現象が起きやすくなります。トレンドをおさえた投稿やクオリティの高いコンテンツを投稿することが「バズる」ポイントでもあります。

Instagram活用のポイント

(2020/05/07 追加掲載動画2)
Instagramの概要とマーケティング活用法

Instagramのユーザーは、ここ5年で8倍になり(2014年~2019年)、若年層以外のユーザーも増えてきました。ユーザーやコンテンツの多様化が進んでいるSNSと言えます。

そんなInstagramにおいて、自社のマーケットを広げるためにはまず消費者心理を理解しましょう。ハッシュタグを活用すると、ターゲット層にアプローチできます。オンライン上の口コミとして影響力のあるInstagramでは、どのような商品・サービスが支持されているでしょうか?

キーワード検索を行うのは、需要がある程度顕在化している層です。ハッシュタグを活用すれば、ある領域について興味をもっている潜在層にも自社の情報を届けられます。

Web上の情報が溢れている現在で、もっとも情報を届けやすい手段が口コミと言われています。SNS上でも口コミを醸成する意識をもつことが欠かせません。最初から自社の商品・サービスを買ってもらおうとせず、ユーザーが知りたい情報を発信してファンを増やすことに注力しましょう。

・ターゲットが検索しそうなハッシュタグを利用する
・ユーザーとコミュニケーションを取ることがアカウントの評価に繋がる
・ユーザーコミュニケーションには、既存の機能・ツールを使うとハードルが下がる(ストーリーのアンケート等)
・フォローしてもらうには「また見たいアカウント」だと思ってもらえることが大切

YouTube活用のポイント

(2020/05/07 追加掲載動画3)
YouTubeの活用法と、コロナ禍での動画コンテンツの特徴

いまやYouTubeは、親会社であるGoogle(検索エンジン)と肩を並べる程のアクセス数を誇る世界最大規模のSNSです。動画の情報量は、画像や文字と比べ5000倍にもなります。社内の雰囲気が伝えやすいため、採用においてYouTubeにプロモーション動画を投稿する企業が増えています。YouTubeで企業の情報を検索する求職者も増えました。

・サムネイルはわかりやすく、目を引くものに。動画が見られるか見られないかは、パッと見の印象で決まる
・サムネイルの次に大事なのがタイトル。検索されやすいメッセージ(キーワード)にする
・タグと概要欄もSEO対策を考えて記述を

共感できる内容や企業の誠実さなど、人の感情に訴えかけるコンテンツづくりが、再生回数の上がる要因になっています。

今後、Webマーケターはさらに重要な存在に

日本では今後、Webマーケターの人材不足が深刻化していくと予想されています。そのような状況の中、人材を確保しようとなると採用費や人件費などの高い費用がかかります。それを見越した企業では、早くからWebマーケターを自社に迎え入れようと、SNSでの影響力を採用や給与の基準に考慮するケースが増えてきています。

ライブコンサルで自社の課題を浮きぼりに

セミナー第3部では、参加者5人で1グループとなり、BES講師陣がそれぞれのSNSに関する疑問・質問に答えていきました。

以上、2時間にわたり、SNSのトレンドや活用のポイントをお伝えした「広告費をかけないSNSマーケティング実践セミナー」。InstagramやTwitter、YouTubeなどのSNSアカウントを運用されている方々に、ぜひお役立ていただけたらと思います。

株式会社BESについて

株式会社BESでは代表田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。

現在、ホワイトペーパーを無料プレゼント中です。withコロナ時代を生き抜くためのオンライン・SNS施策に関するお役立ち資料をプレゼントいたします。セミナーではお伝えしきれなかった内容を学びたい企業様は、是非以下よりダウンロードください。
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